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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、2020年連邦グリーンチャレンジの優秀施設を表彰

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2020.07.14 【情報源】アメリカ/2020.06.25 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、「連邦グリーンチャレンジ(FGC)」の一環として、2019年に資源・事業効率化等の取組で成果を上げた連邦施設を表彰した。
 FGCはEPAの「持続可能な材料管理」プログラムに基づく国家的取組で、連邦政府の事務所や施設の環境負荷低減の促進を目指すもの。FGCの参加施設は6つの対象分野(エネルギー、電子機器、購買、輸送、廃棄物、水)のうち少なくとも2分野に関し、前年比5%改善に取り組む。
2019年度はエネルギーを除く5分野を対象に参加施設の成果を評価した。同年は260施設がFGCの下に対策を講じ、使用済み電子機器180トンのリサイクル廃棄物60万トン超の転換、約5000台の電気自動車・ハイブリッド車・代替燃料車の導入、水1億8000万ガロンの再利用等の成果を上げ、3600万ドル超のコストが削減されたという。
 なお、前年より特に改善の著しかった8施設(電子機器の再利用が92.9%向上したカリフォルニア州プレザントンの麻薬取締局の研究所、コピー紙使用を6.6%削減したニューハンプシャー州マンチェスターの退役軍人省の医療施設など)が全米優秀賞を受賞した。【アメリカ環境保護庁】

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