ドイツ　地方自治体による気候保護対策支援に1億ユーロを追加

　ドイツ連邦環境省は、地方自治体が実施する気候保護対策を支援するため、2020年8月１日から2021年12月31日の期間に、追加で１億ユーロを拠出することを公表した。これは、新型コロナウィルスの世界的流行による財源負担にも関わらず、地方自治体による気候保護対策の実施を引き続き可能にすることを目的としている。国家気候イニシアチブ（NKI）の枠組みで実施されている自治体支援プログラムの改正を通じて支援が拡大され、申請者の自己資金率の引き下げや脆弱な財源を持つ自治体に対する自己資金の免除などが行われる。地方自治体だけでなく、自治体企業、スポーツ団体、文化施設、大学なども対象となる。【ドイツ連邦環境省】