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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、環境法案で掲げる環境目標の制定に関する詳細を公表

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2020.09.07 【情報源】イギリス/2020.08.19 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、同国の環境法案で掲げている法的拘束力のある環境目標の制定に関して、詳細を記した政策文書を公表した。これによると、政府は大気質、水質、廃棄物生物多様性の4つの各優先分野で最低1つは、15年以上の長期目標を制定する意向である。目標達成の道筋となる短期的な中間目標も定め、独立の監督機関である環境保護室が環境改善の進捗を毎年報告する。今後、新たな課題等が生じれば、優先分野や目標を追加することもあるという。2021年秋に目標原案をまとめ、2022年には公的意見集約などを経て法制化に向けて議会に諮ることを目指す。長期目標の狙い(案)は次の通りである。
・大気質改善:微小粒子状物質(PM2.5)への国民の曝露を減らす
・資源効率化と廃棄物削減:資源生産性を高め、リサイクル等に回されない廃棄物やプラスチック汚染を低減する
生物多様性の拡充:陸上や海洋の生息地の質を高める
・水質改善:農業や廃水による水質汚染を改善し、水需要を減らす
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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