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イギリス自然環境研究会議、大西洋のプラスチックごみはこれまでの予想の10倍以上とする研究を紹介

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2020.09.08 【情報源】イギリス/2020.08.19 発表

 イギリス自然環境研究会議(NERC)は、大西洋のプラスチックごみはこれまでの予想をはるかに上回るとする、英国立海洋学センターの科学者の研究を紹介した。1950〜2015年の間のプラスチックごみの発生量から大西洋に流入した量を推計すると、大西洋の海中と海底には1700万〜4700万トンのプラスチックごみがあるという。これまでの大西洋の浮遊プラスチックの観測値は流入量を下回っており、ミッシングシンクの存在が議論されていた。今回の研究は、調査対象を海洋表層(水深200mまで)における3種類のプラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン)、サイズを32〜651マイクロメートルに限定したものだが、推定滞留量は1200万〜2100万トンで、流入量に相当かそれ以上となった。海洋の中・深層や海底を含め他のサイズや種類のプラスチックも調査対象とすれば、流入量も滞留量も従来の推定をはるかに上回ると考えられる。
 サンプル採集は、2016年9月〜11月に実施された第26次大西洋子午面トランセクト調査(AMT)において行われた。
【イギリス自然環境研究会議】

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