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環境ニュース[国内]

中央環境審議会が二輪車と特殊自動車の規制強化を答申

大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.06.30 【情報源】環境省/2003.06.30 発表

 2003年6月30日に開催された中央環境審議会大気環境部会で、「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第六次答申)」が審議され、同日中に中央環境審議会会長から環境大臣に対して答申された。
 今回の答申は二輪車とトラクター、フォークリフトなどの特殊自動車の規制強化が主な内容。
 二輪車については自動車全体に占める炭化水素排出寄与率が約20%と高いことを踏まえ、特に炭化水素(HC)低減に重点を置いた。
 具体的には2006年から2007年にかけ、現行規制に比べ炭化水素を75%〜85%低減するとしたほか、窒素酸化物(NOx)の50%低減、一酸化炭素(CO)の85%低減も盛り込まれた。これらの規制値は世界で最も厳しいレベルだ。
 一方、特殊自動車については2006年から2008年にかけて、ディーゼル特殊自動車のPM規制値を現行規制に比べ約2〜5割低減すること、2007年までにガソリン・LPG特殊自動車に対する規制を開始すること、公道を走行しないオフロード特殊自動車に対する排出ガス規制の導入を今後検討することなどが提言されている。
 なお環境省は今回の答申を踏まえ、これらの規制強化を進めるための手続を進める方針。【環境省】

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