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環境ニュース[国内]

関西電力がMOX燃料輸入時の品質保証活動改善状況を報告  

エネルギー 原子力】 【掲載日】2003.10.24 【情報源】原子力安全・保安院/2003.10.23 発表

 関西電力(株)は2003年10月23日、海外からMOX燃料を調達する際の同社の品質保証活動が改善されていることを説明した報告書を原子力安全・保安院に提出した。
 関電による海外からのMOX燃料調達については、同社が高浜原発3・4号機用として英国核燃料公社(BNFL社)に発注した燃料の品質管理データ改ざんが発覚する事件が1999年に起こっているため、2000年に電気事業審議会が「関電が再度MOX燃料の輸入燃料体検査申請を行う前に、通商産業省が同社品質保証体制の改善を確認することが必要」との対策の方針を示している。
 今回の報告はこの方針を受けて作成されたもので、保安院は今後、この報告の妥当性を確認するため、関電に対し調査を行う予定。
 MOX燃料は、使用済み核燃料の中から回収したプルトニウムを通常のウラン燃料と混ぜた燃料。現在、日本国内に使用済み核燃料をMOX燃料に加工できる施設がないため、日本の電力会社はフランス・イギリスの再処理工場に加工を発注している。【原子力安全・保安院】

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