アジア森林パートナーシップ第３回実施促進会合、木更津で開催へ

【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2003.11.12 【情報源】外務省／2003.11.12 発表

　２００３年１１月２１日、千葉県の木更津市民会館で「アジア森林パートナーシップ（ＡＦＰ）第３回実施促進会合」が日本政府（外務省、林野庁）インドネシア政府、国際林業研究センター、世界最大級の会員を持つ環境ＮＧＯ「ザ・ネイチャー・コンサーバンシー（ＴＮＣ）」との共催で開催される。
　アジア森林パートナーシップ」は、アジア地域で違法伐採、森林火災、荒廃地復旧対策を含む持続可能な森林経営のための協力活動を行っていくための国際的なパートナーシップとして、２００２年８月にヨハネスブルグサミットのタイプ２プロジェクト（合意文書の内容を行動に移すために各国の関係主体が自主的に表明し、約束文書に盛り込まれた取組み）として正式発足した組織。
　今回の会合では、２００３年７月に開催された第２回実施促進会合での合意内容を踏まえ、「違法伐採対策」、「森林火災予防」、「荒廃地の復旧と再植林」の３分野で優先的に取り組むべき行動について更に検討を深めるほか、ＡＦＰパートナー間の情報ネットワーク・意思決定メカニズムの形成、資金の調達・管理、パートナーシップ拡大策といった組織運営のための事項についても議論が行われる予定となっている。【外務省】