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環境ニュース[国内]

第35回ITTO理事会と国際熱帯木材協定改定準備会合が横浜で開催

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2003.11.13 【情報源】林野庁/2003.11.13 発表

 2003年11月3日から8日まで、横浜市で第35回国際熱帯木材機関(ITTO)理事会が開催され、また理事会に続き11月10日から12日まで、国際熱帯木材協定の改定に向けた準備会合が開催された。
 このうち理事会には熱帯木材生産国と消費国42か国1地域が参加したほか、オブザーバーとして関係国際機関、木材業界団体、環境NGOが参加。
2003年の運営予算の管理、2004年〜2005年のITTO作業計画について決議が行われたほか、合計33件のプロジェクト、プレプロジェクト承認・資金拠出が行われた。
 なお日本はこの中で(1)2004年〜2005年のITTO作業計画のうち経済情報・市場情報に関する活動の決議内容についての経費拠出、(2)「ITTOの基準・指標の訓練と適用のためのプロジェクト」、「インドネシアとマレーシアの国境周辺の生物多様性を保全するためのプロジェクト」など複数プロジェクトへの資金拠出、(3)第31回理事会決議「持続可能な木材生産・貿易と森林法の施行」に関する取り組みとして12か国で実施されている、熱帯木材製品に関する輸出入データの調査をまとめるための経費拠出−−を表明した。
 一方国際熱帯木材協定の改定に向けた準備会合では、現行協定の各条ごとに議論が行われ、各国から森林認証や違法伐採などの新たな課題や、熱帯針葉樹林を協定に含めることについて提案が行われた。【林野庁】

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