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環境ニュース[国内]

文科省所管原子力施設の事故・故障でもINES本格運用へ

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.01.05 【情報源】文部科学省/2003.12.26 発表

 文部科学省は平成15年12月26日、同省が所管する試験研究炉などの原子力施設でも「国際原子力事象評価尺度(INES:international nuclear Event Scale)」の本格運用を16年1月1日から開始すると発表した。
 INESは国際原子力機関(IAEA)と経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)が1989年から検討を開始した原子力施設の事故・故障の評価指標で、1992年3月に発電用原子炉に対する正式運用が合意された。
 ただし試験研究炉など発電用原子炉以外の原子力施設や核燃料物質の輸送に関しては試行的運用を行うとしていたことから、文部科学省でもこれを踏まえ試行的導入を行うとしていた。
 今回の本格運用はこれまでに十分な知見が集積されたとの判断に基づくもの。
 今後は事業者から第1報を受けた文部科学省原子力規制室は、INES暫定値を検討した上で事故・故障の記者発表文に含めて公表することになる。【文部科学省】

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