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環境ニュース[国内]

13年度の産廃排出・処理状況を公表 総排出量約4億トンに

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2004.03.02 【情報源】環境省/2004.03.01 発表

 環境省は平成16年3月1日づけで、13年度の産業廃棄物の排出・処理状況の調査結果を公表した。
 13年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約4億トンで、12年度に比べ、約600万トン(約1.4%)減少した。産廃排出量は2年度以降おおむね横ばいで推移しているが、8年度以降はやや減少傾向がみられる。
 業種別排出量では、12年度と同様、電気・ガス・熱供給・水道業(総排出量中23.3%)、農業(同22.6%)、建設業(同19.0%)、パルプ・紙・紙加工品製造業(同6.8%)、鉄鋼業(同6.6%)、化学工業(同4.2%)の上位6業種で総排出量の約8割を占める結果となり、また、廃棄物の種類別排出量も12年度同様、汚泥(46.7%)、動物のふん尿(22.5%)、がれき類(14.3%)と上位3品目で総排出量の約8割に達していた。
 なお排出された産業廃棄物全体の45.8%にあたる約1億8,300万トンが再生利用され、10.4%にあたる約4,200万トンが最終処分されている。これらの数字はいずれも12年度とほぼ同程度。
 ただし最終処分場の残存容量は14年4月1日現在で、約1億7,941万立方メートルで残余年数4.3年分という厳しい状況が続いている。【環境省】

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