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環境ニュース[国内]

中環審動物愛護部会が展示動物の飼養・保管基準の見直し結果を答申

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2004.03.30 【情報源】環境省/2004.03.29 発表

 中央環境審議会動物愛護部会は平成16年3月29日、環境大臣から諮問されていた「展示動物の飼養及び保管に関する基準」の見直しについて答申を行った。
 「展示動物の飼養及び保管に関する基準」は昭和51年に制定されたペット販売店や動物園にいる動物を対象にした飼養保管方法のガイドライン。策定後30年の時間の経過により、動物愛護管理をめぐる社会状況が大きく変化していること、11年12月に「動物愛護管理法」が改正され、ペットショップ、撮影用動物など、展示動物取扱業に対する規制が新たに導入されたことを踏まえ、今回、(1)飼養保管環境の質の向上など展示動物の福祉の向上、(2)ペット販売・繁殖施設などでの飼養適正化などの観点により、見直しが検討された。
 新基準としては、豊かな飼養保管環境の構築、施設の立地・整備状況にみあった展示動物の種類の選定、計画的な繁殖、終生飼養への努力などの一般原則と、動物本来の習性が発現できる施設整備、個体識別の実施と記録台帳の整備など展示動物全般に共通する共通基準をまとめたほか、(1)動物園ややふれあい施設の動物、(2)販売・繁殖施設の動物、(3)撮影施設の動物−−それぞれについての個別基準を整備した。
 なお環境省では答申を踏まえ、16年4月下旬をめど新基準を告示する予定。【環境省】

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