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環境ニュース[国内]

全国1万件の野鳥検査で新たな鳥インフルエンザ感染判明せず

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.03.31 【情報源】環境省/2004.03.30 発表

 環境省は農林水産省と一緒に、全国の都道府県に実施を要請した、カラスドバトなどの鳥インフルエンザウイルス陽性度検査について、平成16年3月30日までに結果報告があった分の内容をまとめ、同日付けで途中経過として公表した。
 環境省と農林水産省が都道府県に要請していたのは(1)16年3月22日までに各都道府県での検査実施方針や実施済みの検査の内容を環境省に報告すること、(2)今後新たに行う捕獲鳥検査の結果を環境省に報告すること、(3)検査結果が陽性だった場合は農林水産省に連絡の上、動物衛生研究所に検査個体を送りウイルスの型を同定すること−−の3点。
 今回の公表内容によると、捕獲鳥検査についてはこれまでに各都道府県からカラス52羽、ドバト21羽についての結果が寄せられたが、全て陰性とされているという。
 また、2省の要請以前に各都道府県が独自に実施した死亡野鳥検査についても、約2000件、簡易キット検査も含めれば合計1万1,000件あまりのウィルス分離検査が報告されたが、これらについても最終的に高病原性インフルエンザウイルスが検出されたものは京都府、大阪府で発見され既に発表されているカラス6羽(鳥取大学検査分も含めると8羽)のみで、他はいずれも陰性との報告がされている。【環境省】

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