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環境ニュース[国内]

再生PETを使った食品容器 食品安全委員会は問題なしと結論

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2004.04.09 【情報源】内閣府/2004.03.25 発表

 内閣府食品安全委員会は平成16年3月25日付けで、厚生労働大臣に対し、再生PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂を使って、食品に直接触れる容器包装を製造・販売しても差し支えない、とする食品健康影響評価の結果を通知した。
 この評価は厚生労働省が食品安全委員会に依頼していたもの。厚生労働省は帝人グループから、使用済みPETボトルをリサイクルした容器包装再商品化してもよいか照会を受けていた。
 なお今回の評価にあたっては、(1)検討対象になった再生PETの原材料に品質管理が実施されている、(2)この再生PET樹脂が食品衛生法上の器具・容器包装規格を満たし、再生工程で製造される中間物を含め、石油から作った製品と同等の品質検査上の成績を示している、(3)原料の使用済みPETが化学物質に汚染された場合を想定して行った汚染除去試験で、米国食品医薬品局(FDA)・ドイツリスク評価連邦研究所(BfR)などの判断基準を満たすレベルまで汚染物質が除去された−−などの内容が考慮された。【内閣府 食品安全委員会】

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