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環境ニュース[国内]

15年度の原子力施設でのトラブル、13件に

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.04.12 【情報源】原子力安全・保安院/2004.04.09 発表

 原子力安全・保安院子力安全・保安院は平成15年度に発生した原子力施設でのトラブル状況をまとめ、16年4月9日付け発表した。
 15年度に報告されたトラブルの件数は14年度から1件増加した13件で、このうち法律に基づく報告は11件、通達に基づく報告は2件。また原子炉1基あたりのトラブル件数は0.3件だった。
 これらのトラブルを国際原子力事象評価尺度(INES)で評価した結果では、レベル0〜7の7段階評価で、レベル0−(安全上重要でなく、安全に影響を与えない事象)が12件、評価対象外(安全に関係しない事象)が1件だった(注1)。
 一方、研究開発段階炉のトラブル件数は1件あり、INESによる評価はレベル0−だった。
 再処理施設、廃棄物管理施設などその他の原子力施設でのトラブルはなかった。

(注1)3件の暫定評価を含む。【原子力安全・保安院】

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