新エネルギー対策のあり方について意見を募集　

【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2001.05.29 【情報源】資源エネルギー庁／2001.05.29 発表

　平成１１年１２月今後の新エネルギー対策のあり方についてについての検討を続けてきた総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会では、これまでの議論を報告書をまとめるにあたり、報告書案を公表し、この案について平成１３年６月１５日まで一般から意見を募集している。
　意見募集の対象となっているのは「新エネルギー部会報告書（案）〜今後の新エネルギー対策のあり方について〜」「新エネルギー部会　電力系統影響評価検討小委員会中間報告書」「新エネルギー部会・省エネルギー部会　国際協力小委員会報告書」。 　　
　このうち「今後の新エネルギー対策のあり方について」では、食品・農業系廃棄物を燃料とする「バイオマスエネルギー」と雪や氷を保存して保冷源として活用する「雪氷冷熱エネルギー」について、新エネルギー法に明確に位置づけ、政府が積極的に導入を促進すべきとの内容をまとめているほか、現在の新エネルギー対策の枠組みでは、２０１０年度での新エネルギー導入見込みが原油換算で約８７８万キロリットル（一時エネルギー供給量全体のうち約１．４％）にとどまることから、２０１０年度に原油換算で１９１０万キロリットル（一時エネルギー供給量全体のうち約３．２％）まで新エネルギーの導入目標をひきあげるべきと提言している。【資源エネルギー庁】