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環境ニュース[国内]

徳島大学医学部を立入検査 トリチウムを含む廃液ビン発見で

エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.07.02 【情報源】文部科学省/2004.06.30 発表

 徳島大学医学部臨床研究棟の放射線管理区域外の研究室内から発見された廃液ビン4本から、放射性物質のトリチウムが検出が確認された件で、平成16年6月29・30日に文部科学省の放射線検査官3名による立入検査が実施された。
 検査の結果では、廃液ビンと一緒に置いてあった空きビンや、廃液ビンの表面、ビンが置いてあった第2研究室の床面−−いずれからも放射線は検出されず、またこれらのビンが現在、保管廃棄設備に安全に保管されていることが確認された。
 なお徳島大学医学部の放射性同位元素使用状況や聞き取り調査、廃液ビンのラベルの記載などから、トリチウムが含まれていた廃液ビンが放置されたのは平成5年頃以降であると推測されたが、今回の調査の範囲では、廃液ビンの出所や放置時期を特定するまでには至らなかった。
 このため文部科学省は大学に調査を継続した上で、改めて同省に報告するよう指導を行った。【文部科学省】

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