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環境ニュース[国内]

低コスト・低負荷型土壌汚染調査・対策技術の16年度2次募集開始

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2004.08.30 【情報源】環境省/2004.08.30 発表

 環境省は現場実証試験の対象となる実用段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染調査技術・対策技術の平成16年度2次募集を16年9月28日まで実施することにした。
 この事業は中小・零細企業を含む土壌汚染原因者や土地所有者が、無理なく実施できる土壌改善技術の確立を目的としたもの。選定した技術については環境省が現場実証試験を行ない、その結果を踏まえた総合的な技術評価の結果を公表する予定。
 今回募集するのは、汚染土壌の直接摂取によるリスクに関係する9つの有害物質地下水への溶出によるリスクに関係する26物質(土壌環境基準の溶出基準項目)の調査・汚染除去技術で、同種技術によりも「低コスト・低負荷」で実施できることが条件。
 ただし、(1)技術を実証できる場所が公表可能な実汚染サイトであること、(2)土壌汚染対策法施行令第1条に規定する特定有害物質、特に重金属やVOCに適用可能なこと、(3)過去に適用実績があること、(4)原位置で適用可能であること−−の4つの条件を満たす技術を優先して採用する方針だ。
 また応募者は、(一)国内の独立行政法人試験研究機関、大学、民間企業、公益法人などに所属するメンバーで構成されたプロジェクトチームの代表者であること、(二)実証試験現場を国内に確保していること、(三)環境省と請負契約を締結することが可能な機関であること、(四)環境省内に設置した学識経験者で構成する検討会メンバーと共同研究をしていないこと−−などの条件を満たしていることも必要。【環境省】

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