アメリカ環境保護庁、2014-2018年戦略計画を公表

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2014.04.24 【情報源】アメリカ／2014.04.10 発表

　アメリカ環境保護庁（EPA）は、「2014-2018年戦略計画」を公表した。同計画は、1）気候変動への取り組みおよび大気質の改善、2）国内の水域の保護、3）地域社会の浄化と持続可能な開発の推進、4）化学物質の安全性の確保および汚染の防止、5）法の執行と遵守の確保による人々の健康と環境の保護、の5つを戦略目標として掲げ、環境的利益を得るために、州、地方自治体、部族、連邦政府機関、企業、業界リーダーなど、さまざまな利害関係者等と実利的で協力的な方法での連携を目指す。
　また、これらを達成するための横断的取り組みとして、1）持続可能な未来に向けた取り組み、2）地域社会に目に見える変化をもたらすための取り組み、3）州、部族、地方、国際社会との連携による新時代の開始、4）優れた実績のある組織としてのEPA、の4つの戦略を示した。EPA長官は、「革新的技術と持続可能な解決方法で政策の裏付けとなる研究開発を進めることによって、複雑化する環境問題に取り組んでいく」と述べた。【アメリカ環境保護庁（EPA）】