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環境ニュース[海外]

カナダ環境省、ノースウェスト・テリトリーズ準州と水流モニタリング協定を更新

水・土壌環境】 【掲載日】2015.03.23 【情報源】カナダ/2015.03.10 発表

 カナダ環境省はノースウェスト・テリトリーズ準州との水流モニタリング協定を更新したことを発表した。同準州内には約95か所のモニタリングステーションがあり、流量に関するデータの収集、処理、公表が行われている。従来から継続的に収集しているデータは科学的研究や生態系の保護、インフラ設計、政策形成に役立ち、リアルタイムのデータは洪水や干ばつの予測に、またさまざまな産業プロセス、河川輸送、発電等に不可欠である。
更新された合意のもとで、この水流モニタリングプログラムに280万ドルが割り当てられる。これはカナダ環境省と同準州環境自然資源局が拠出するが、企業による出資も一部含まれている。
 同準州のモニタリングステーションは、1975年からカナダ環境省と先住民問題・北方開発省が共同で運営してきたが、2014年のノースウェスト・テリトリーズへの権限移譲によって、土地と水の管理責任がカナダ政府から同準州へ移転された。カナダには、カナダ政府と全州・準州との間に同様の二者間協力が存在し、全国で2500か所モニタリングがステーションが水量データを収集している。【カナダ環境省】

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