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環境ニュース[海外]

ドイツ 保護種の違法オンライン取引の規制と阻止を強化へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2015.05.01 【情報源】ドイツ/2015.04.21 発表

 ドイツ連邦環境省は、ボンで開催されるワークショップにおいて、保護種の違法オンライン取引の規制と阻止を目的とした行政、国際動物福祉基金(IFAW)、オンラインプラットフォーム運営主体間の協力体制の強化、並びに可能な対策について審議が行われることを公表した。保護種の違法オンライン取引は世界中でブームとなっており、ドイツ国内でも、保護種だけでなく絶滅危機種までもインターネットで頻繁に取引されている。ドイツ語圏のインターネットサイトでは、象牙だけでなく、爬虫類や両生類鳥類やサンゴ、また家具や楽器、革製品などの製品の一部として、取引されている。今回のワークショップでは、   ポップアップ機能を用いた保護種の製品提供の阻止や行政機関や組織の活動範囲などについて協議される。オンライン取引に対する刑事訴訟は困難を極めており、そのため、消費者の意識改善の重要性が指摘されている。効率的な刑事訴訟のためには、所轄官庁や連盟、対象となった取引プラットフォームの運営主体間の密で迅速な協力が不可欠であり、今後のさらなる改善が期待されている。【ドイツ連邦環境省】

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