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環境ニュース[海外]

ドイツ 第6回気候変動に関する非公式閣僚級会合が開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.05.28 【情報源】ドイツ/2015.05.19 発表

 ドイツ連邦環境省は、「第6回気候変動に関する非公式閣僚級会合ペータースベルク気候対話」の終了を受け、ヘンドリックス大臣とフランス外務省のファビウス大臣が「肯定的な結果を導いた」との意見を示したことを公表した。政治的意思はこれまでよりも高く、国際社会は、協働で、今年末に野心的で長期的な気候保護協定に合意することになるとしている。今回の会合では、ヘンドリックス大臣とファビウス大臣が議長を務め、36か国の代表が集まり国際気候交渉の解決策について議論された。メルケル首相とオランド大統領も演説を行った。ヘンドリックス大臣は、発展途上国も含め多数の国家が集中的に野心的な気候目標に向けて取り組んでいることに感銘を受けたとし、「今こそ、全ての大量排出国が可能な限り即時に野心的な取り組みを提示することが重要」と述べ、さらに、中期的な気候保護だけでなく長期的な展望も含む気候協定の設立を呼びかけた。ファビウス大臣はパリ会合において、1)期間を定めた協定、2)国別目標案(INDC)、3)開発途上国のための公・民の気候ファイナンス、4)経済界や市民社会、自治体といった非国家組織による新しいイニシアティブ設立の喚起という4つの柱が中心になるとの見解を示した。また、ファビウス大臣は、「6月にボンで開催される国連作業部会の結果を評価するために7月半ばにパリにおける閣僚会合を開催する」ことを発表した。【ドイツ連邦環境省】

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