ドイツ　電力系統拡張における市民参加を進めるイニシアティブを開始

　ドイツ連邦経済エネルギー省は、電力系統拡張における市民参加を進めることを目的にしたイニシアティブ「市民対話・電力系統」の開始を公表した。ベックマイヤー政務次官は、「イニシアティブは中立の立場として、オープンで透明性を持つ対話を実現する」としている。イニシアティブにより、複数の地域に、常設の窓口として市民事務所が設立される。これに加え、5月末以降、移動式事務所もドイツ全国で展開される。6月には、最初の地域イベントが開催され、計画・認可手続きにおける参加の可能性や計画状況についての情報提供、さらに技術や代替案についても解説される。【ドイツ連邦経済エネルギー省】