一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

IPCC、気候変動についての理解促進のためバンコクで説明会を実施

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.08.26 【情報源】国連/2015.08.14 発表

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の専門家が、第5次評価報告書(AR5)の概要と気候変動の適応・緩和方法を説明する会合を2015年8月18日バンコクで実施する。これはIPCCがAR5の結論を説明するため世界各地で実施する一連のアウトリーチイベントの一つである。
 前回のIPCC第4次報告書の作成以降、温室効果ガス排出削減のための国際行動は高まっているものの、依然として排出は続き、東南アジア地域にとっては洪水被害や高温による死者、干ばつに続く水や食料の不足なさまざまなリスクが高まっている。しかしAR5では、排出削減への行動強化を求める一方、地球温暖化を食い止め、豊かで持続可能な未来を築く方法(気候変動への適応など)はあることも明らかにした。AR5の統括執筆責任者(CLA)、ダスグプタ博士は「さまざまな適応の手段によって、活発な経済や地域社会を築きつつこうしたリスクを下げることは可能」だと述べている。説明会では、ダスグプタ博士のほか、IPCC副議長や各作業部会の議長らが登壇する。
気候変動に関する政府間パネル】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース