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環境ニュース[海外]

韓国環境部、粉塵発生企業の4.8%が法令違反と発表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2016.02.03 【情報源】韓国/2016.01.20 発表

 韓国環境部は、2015年11月9日から27日まで、全国の地方自治体と協力して、土砂運搬車両、建設現場、セメント製造業など大量の粉塵を発生させる企業7128ヵ所の特別査察を実施した。この査察は、粉塵の飛散や大気質の劣化に関する国民の苦情を防ぐためのもので、査察官は粉塵を発生させている企業が、報告義務を遵守しているか、粉塵発生を抑制する車輪洗浄設備を稼働させているか、道路に水を散布しているか等について調査した。その結果、全体の4.8%にあたる344ヵ所で法令違反があることが判明した。違反の多くは、粉塵発生抑制設備の設置と適切な対策の不備(147件)で見られ、次いで報告義務違反(138件)となっている。韓国環境部は142件に改善命令を出し、134件に行政処分として罰金(3億7800万ウォン)を科した。また61件を告発した。大気質管理局の洪局長は「粉塵を効果的に管理・削減するために、地方自治体と協力して粉塵発生企業を指導・調査していく」と語っている。【韓国環境部】

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