ドイツ、中国との2国間環境協定を締結

　ドイツ連邦環境省は、中国・北京において第4回ドイツ・中国2国間政府協議が開催され、そこで、2国間環境協定が締結されたことを公表した。協定では、両国の環境省と中国国家発展改革委員会は、持続可能な開発のための2030アジェンダとパリ気候協定を実行するための両国政府間の協力を確実に進めていくことが定められた。中国の環境と開発に関する国際協力委員会（CCICED）においては、連邦環境省は、中国政府による南南協力における環境保護へ配慮に関するコンサルティングを提供している。協定に調印したシュヴァルツェリューア＝ズッター連邦政務次官は、「2030アジェンダ目標とパリ会議の結果を実行するために、両国政府は、持続可能な経済に向けての構造変革に迅速に取り組まなければならない。両国政府が共に行動することにより、世界全体における気候と環境に配慮した発展を力強く進めることができる」と述べた。