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環境ニュース[海外]

世界気象機関、東南アジアの森林火災に関する国際ワークショップを共催

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2016.09.23 【情報源】国連/2016.09.07 発表

 世界気象機関(WMO)は、2016年8月29日〜9月1日にジャカルタにて東南アジアにおける森林火災からの汚染物質や炭素排出と人間の健康や安全への影響の予報に関する国際ワークショップを共催した。インドネシアでは2015年にエルニーニョや干ばつの影響と相まって約300万ヘクタールにわたる大規模な森林火災が発生し、インドネシア国家防災庁によると同国の被害総額は165億ドルに上ったという。森林火災から発生する微小粒子はインドネシアや近隣諸国の一部で健康リスクを招いたうえ、2015年9〜10月に一日当たり約11.3兆グラムのCO2を排出し地球温暖化にも寄与したという。これを受け、今回のワークショップは、森林火災と煙害の予報、防止、管理の状況や、気候および大気質に関する情報交換を改善することを目的に開催された。ワークショップでは地域の火災および煙害警報・情報センターの設立を支援することを推奨し、森林火災と煙害警報に関するトレーニングセッションも実施した。【世界気象機関

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