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環境ニュース[海外]

ドイツ 欧州委員会に温室効果ガス排出量に関するシナリオ改正版を提出

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.10.20 【情報源】ドイツ/2016.10.06 発表

 ドイツ連邦環境省は、欧州委員会に対し、今後20年間のドイツ国内における温室効果ガス排出量に関するシナリオ改正版を提出したことを公表した。ここには、2014年末に締結された「気候保護行動プログラム2020」で挙げられた対策も考慮されている。これによると、2020年までの削減量はこれまで32%から35%と示されていたが、新しい対策を考慮することにより、1990年比で37%から40.4%まで達成可能であることが示されている。ヘンドリックス環境大臣は、「報告書は、我々が気候保護への努力を怠ってはいけないことを明確に示している。これは交通部門から農業、そして再生可能エネルギーに至るまで全ての部門に該当する。我々は、この発展を正確に観察していかなければならない」と述べた。今日、ほぼ全ての対策の実行計画の策定が進められているとともに、褐炭発電所の操業停止などいくつかの対策は既に完全に実行済みのものもある。連邦政府は、毎年、それぞれの気候保護対策の実行状況についてまとめた報告書を作成しており、次回は今年末に公開する予定である。【ドイツ連邦環境省】

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