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環境ニュース[海外]

国際民間航空機関、国際民間航空部門のCO2排出を管理する歴史的合意が形成されたと報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.10.20 【情報源】国際機関/2016.10.06 発表

 国際民間航空機関(ICAO)は、第39回ICAO総会で、各国政府、業界、市民社会の代表が、国際民間航空部門からのCO2排出を管理する市場メカニズムを活用した世界的な温室効果ガス排出削減制度(GMBM)に合意したと報告した。ICAOによると、この「国際民間航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム」(CORSIA)は、国際民間航空部門からのCO2排出を削減するために運輸部門が既に取り組んでいる一連の緩和措置を補完するもので、これには航空部門のための持続可能な代替燃料の生産と使用における技術的および運用上の改善も含まれる。CORSIAは2021〜2023年の試験段階を経て、2024〜2026年の第一段階を実施する。試験段階と第一段階は自主的な参加に基づき、その後の2027〜2035年の段階はすべての国の参加が予定されている。ただし、後発開発途上国、小島嶼開発途上国、内陸開発途上国、国際航空の運航数が極めて低い国は、一部免除が認められた。【国際民間航空機関】

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