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環境ニュース[海外]

UNEPなど、気候変動への適応のためのグローバル研究センターをオランダに設立

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.02.20 【情報源】国連/2017.02.06 発表

 国連環境計画(UNEP)は、オランダが日本、UNEPと協働で、世界各国の気候変動への効果的な適応を支援するための気候適応グローバルセンター・オブ・エクセレンスをオランダに設立すると発表した。気候変動に関するパリ協定に各国が署名し、気候変動への適応が世界の最優先課題の一つとなった今、その責務を果たすための重要な一歩になるという。同グローバルセンターの取り組みには、各国の主な研究機関、企業、中央・地方政府、金融機関等が参加する。世界各地が地球温暖化で大きな被害を受ける中、パリ協定は気候変動への適応を緩和策と同様に重要としている。気候変動に適切に対処できなければ、自然災害、社会的・経済的混乱、政治的緊張の高まりなど複数のリスクが増大し、また、パリ協定が発効しても地球は3℃前後の温暖化の道筋をたどっている。同グローバルセンターは最近実践された世界中の適応プロジェクトから成功例を集め、適応促進のための指針作成に利用し、世界中の有効な知識を、各国政府等が気候適応への投資を決定する際の支援に役立てるとしている。【国連環境計画

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