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環境ニュース[海外]

カナダ環境・気候変動省、NAFTA環境諮問委員会の創設を発表

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2017.09.14 【情報源】カナダ/2017.08.31 発表

 カナダの環境・気候変動省は、北米自由貿易協定(NAFTA)環境諮問委員会を国内に創設すると発表した。委員会はカナダの政治家や法律専門家、先住民の代表など10人で構成され、NAFTAの近代化において環境保護が促進されるよう大臣に助言を行う。1994年に発効したカナダ、アメリカ、メキシコの間のNAFTAは、環境協力についても規定し、環境と貿易とを結び付けた最初の自由貿易協定となった。以降、三か国間の協力の下で経済は成長し、積極的な環境対策も進められてきた。カナダ環境・気候変動省は、大気や水、生物多様性に国境はなく、これらを守ることはきわめて重要だと三か国とも認識しており、この機にNAFTAを近代化し、強固な環境条項を新NAFTAに加えることが重要だとしている。マッケナ環境・気候変動大臣は、「NAFTAを近代化し環境保護を強化することは、我々の競争力を削ぐのでなく、高めるものだ。NAFTA環境諮問委員会は、どのように環境を守り、経済を成長させ、カナダ人の利益を促進するかを助言してくれるだろう」と述べた。【カナダ環境・気候変動省】

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