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環境ニュース[海外]

国際エネルギー機関、CO2回収・利用・貯留技術への投資促進に向けて産官のハイレベル会合を開催

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2017.11.21 【情報源】国際機関/2017.11.07 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、CO2回収・利用・貯留(CCUS)技術への投資を加速するため、世界のエネルギー担当大臣やエネルギー企業幹部によるハイレベルサミットを開催した。CCUSは温室効果ガスの大幅な削減を実現する技術的解決策であり世界的な気候目標の達成に欠かせないが、投資が不足しているのが現状である。IEAによると、2016年の世界の低炭素エネルギー投資8500億ドルのうち、CCUSに対するものは0.1%にすぎなかった。IEAは、投資を加速させるための鍵として、1)障壁が低いところに目を向ける、2)最適な政策支援を行う、3)技術革新や資金調達の工夫など複数のコスト削減方法を探る、4)CO2の輸送・貯留ネットワークを構築し、主要な地域でCO2貯留資源の評価を推進する、5)産業界と政府の連携を強化する、の5点を挙げる。IEAは、クリーンエネルギー技術分野において今後もCCUSに着目していくという。サミットにはビロルIEA事務局長の他、国や欧州の代表11名と企業幹部12名が参加した。【国際エネルギー機関

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