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環境ニュース[海外]

国連国際防災戦略事務局、災害による損失のデータ収集を開始

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2018.03.16 【情報源】国連/2018.03.01 発表

 国連国際防災戦略事務局(UNISDR)は、災害による損失の情報を網羅的に収集する取組を開始した。気候変動とそれに伴う極端気象によって、毎年約2600万人が貧困に陥っている。国際的に記録が残る大規模な事象のみならず、洪水や干ばつ等の繰り返し発生する小規模な事象が、基本的医療サービスの不足する地域社会で多大な損失を生む可能性もあるという。災害の防止とリスク管理には、災害損失を詳細に把握する必要がある。UNISDRは、仙台防災枠組みの目標である、1)災害による死亡者数を削減する、2)災害による被災者数を削減する、3)災害による経済損失を削減する、4)重要インフラへの損害を削減する、5)国家・地方の防災戦略を有する国家数を増やす、の達成状況を測定するオンラインツールを起ち上げた。収集したデータは、2018年7月に公開予定の持続可能な開発目標(SDGs)の進捗に関する報告書にも用いられる。【国連国際防災戦略事務局】

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