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環境ニュース[海外]

国連開発計画など、生物多様性に関する地図情報プラットフォーム「国連生物多様性ラボ」を立ち上げ

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2018.07.20 【情報源】国連/2018.07.05 発表

 国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)、生物多様性条約(CBD)は、生物多様性の保全と開発の両立に取組むためのオープンソースの双方向型地図情報プラットフォーム「国連生物多様性ラボ」を立ち上げた。これは、UNEP世界自然保全モニタリングセンター、地球資源情報データベース(GRID)、アメリカ航空宇宙局(NASA)その他の国連機関や研究機関から得た空間データを統合するウェブサイトで、生物多様性気候変動生態系サービス、土地被覆、海洋、自然災害、保護地域、環境の再生等の自然環境に関するデータのほか、都市へのアクセス、乳幼児死亡率等の社会経済データを含む多数のデータが地図上で提供されている。政策当局による生物多様性条約と持続可能な開発目標(SDGs)に関わる政策策定や国別報告書の作成への利用が期待される。将来的に、持続可能な開発に関するビッグデータへのアクセスを提供し、人口知能を利用した自動モニタリングを組込む予定である。ラボの発足にあたり承認のための署名が開放された「自然に基礎をおく開発のための空間データ宣言」においてもビッグデータへのアクセスの重要性が強調されている。宣言は2018年7月5日までに20組織が承認し、最終的に多数の承認を得る見込みである。【国連開発計画】

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