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環境ニュース[海外]

オランダ環境評価庁等、非国家主体による温室効果ガス排出削減の効果を予測

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2018.09.14 【情報源】オランダ/2018.08.30 発表

 オランダ環境評価庁(PBL)等は、グローバル気候行動サミット(GCAS)を前に、都市、地域、企業など非国家主体による温室効果ガス排出削減の効果を予測した。非国家主体は、温室効果ガス排出フットプリントの削減から、気候変動への適応の能力構築まで、多様な行動を約束している。PBL等は、9つの高排出国(ブラジル、中国、インド、インドネシア、日本、メキシコ、ロシア、南アフリカ、アメリカ)とEUを取り上げ、世界人口の7%を占める6000以上の都市、州、地域と、合計収益21兆ドル以上の2000社以上の企業の取組を分析した。これらの取組が完全に実施された場合、2030年までに温室効果ガス排出は年あたり1.5〜2.2ギガトンCO2換算(GtCO2e)減少すると見込まれる。これはカナダの2016年の温室効果ガス排出の約2倍に相当する。アンダー2連合(Under2 Coalition)や世界首長誓約などの国際的イニシアティブが規模を拡大し、目標を達成すれば、2030年の世界の温室効果ガス排出は国家レベルの気候政策だけの場合と比べ約3分の1低くなるという。【オランダ環境評価庁】

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