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環境ニュース[海外]

国連環境計画など、ブルーエコノミーに関する初の国際会合を開催

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2018.12.13 【情報源】国連/2018.11.29 発表

 国連環境計画(UNEP)は2018年11月26〜28日にナイロビで、ケニア、カナダ、日本との共催で持続可能なブルーエコノミー(海洋経済)に関する初の国際会合を開催した。世界中から4000人超が参加する中、会合ではブルーエコノミーへの移行のための具体的約束と実践的行動が発表された。UNEPは、持続可能なブルーエコノミーは分野横断的な政策により促進可能との認識の下、海洋生態系サービスを評価する国際的パートナーシップを主導すると公約した。会合では効果的な廃棄物管理が急務であることを巡って様々な議論が行われ、UNEPは海洋ごみや栄養塩、廃水の循環型管理に関する国際協力の強化を約束。また、地域海洋プログラムなど地域海洋部門組織の間の対話・調整を促すことも約束した。これにより地域海洋の効果的管理や海洋資源の保護・持続可能な利用を推進する。
 会合期間中、UNEPは分野横断的な政策決定のための海洋生態系のマッピング・評価、水質モニタリング、海洋管理、革新的融資など持続可能な開発戦略に焦点を当てたサイドイベントを開催し、海洋・沿岸・河川・湖の潜在力を生活向上に活かす方法を示した。【国連環境計画

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