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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、新たな炭素回収技術開発に2400万ドルを助成

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.03.14 【情報源】アメリカ/2019.02.28 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、新たな炭素回収技術を開発するプロジェクト8件に合計2400万ドルを助成すると発表した。プロジェクトは炭素回収技術のコスト低減を阻む技術的課題と知識の不足に取り組むもので、溶剤や吸着剤、薄膜の技術を開発する。いずれも費用分担型研究開発で、政府からはDOE化石エネルギー局の炭素回収プログラムから、プロジェクトあたり約300万ドルを拠出する。ペリーDOE長官は、2040年でも世界のエネルギー使用の77%は化石燃料に依存するとの見通しを示し、これらのプロジェクトによってアメリカ、さらには世界が、石炭と石油をほぼゼロエミッションで利用できるようになると述べている。8件のプロジェクトの範囲は、DOEの閣僚レベルのミッションイノベーション報告書「炭素回収、利用、貯留におけるブレークスルーイノベーションの加速」で特定された技術的課題と知識の不足に対応している。今回の8件に先立ち、すでに11件のプロジェクトが選定され2890万ドルの助成が決まっている。【アメリカエネルギー省】

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