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環境ニュース[海外]

イギリス、2030年までに国内電力の3分の1を洋上風力発電で賄う目標を発表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2019.03.20 【情報源】イギリス/2019.03.07 発表

 イギリスビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は、政府と産業界が連携して洋上風力発電の拡大に取り組み、2030年までに国内電力の3分の1を洋上風力発電で賄うとの計画を発表した。計画の中で、産業界は約2億5000万ポンドを投じて洋上風力発電部門の企業の生産性や競争力を強化し、同部門の輸出を2030年までに年間26億ポンドに増大することを目指すという。これにより、2030年までにインフラ投資額は400億ポンド以上、同部門の雇用は3倍の2万7000件に上る見通しである。今回の連携では他にも、2030年までに同国の洋上風力発電プロジェクトにおける国内調達率を60%に引き上げることや、プロジェクトのコスト削減、新たな開発ライセンスの付与、対外技術支援、人材育成、女性の参画促進、労働環境の整備などが計画されている。イギリスは、これらを通じて欧州最大の洋上風力発電市場としての地位を維持したい考えであり、同国の洋上風力発電容量は2030年までに30GW(全世界の約20%)に達する見込みだという。【イギリスビジネス・エネルギー・産業戦略省】

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