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環境ニュース[海外]

持続可能な消費生産センター、日常生活の行動変革のための議論を開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.07.24 【情報源】国際機関/2019.07.04 発表

 持続可能な消費生産センター(CSCP)が主催する、気候変動や持続可能性に取組むNGOを対象とした研修プログラム「アカデミー・オブ・チェンジ」は、日常生活の行動を変えるための方法等を議論するイベントを2019年7月1日に開催した。
 世界の気温上昇を産業革命以前と比べ1.5℃に抑えるには、ライフスタイルと関連する大幅なCO2削減を早急に行う必要がある。フィンランドのイノベーションファンドSITRAがイベントで発表した報告によると、食肉や乳製品の消費、運輸等での排出が多く、その削減のためにはインフラや政策の変革と同時に個人の行動変革も必要だという。
 イベントでは、行動を変化させる方法の計画・検証や科学に基づく政策決定等の必要性を専門家が指摘した。また、社員食堂の野菜中心のメニュー促進(国際環境NGO「グリーンピース」スペイン支部)や家庭の食品廃棄物削減(ドイツの消費者イニシアティブ)など、試験的に実施されている取組を紹介し参加者に体験の機会を提供。健康で持続可能・衡平なライフスタイル、スマート計測を用いた省エネ等のプロジェクトによる対話セッションも行われた。【持続可能な消費生産センター】

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