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環境ニュース[海外]

国連、気候行動サミットで多数の意欲的気候行動が発表されたと報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2019.10.09 【情報源】国連/2019.09.23 発表

 国連は、2019年9月23日にニューヨークで開催された気候行動サミットの成果を報告した。65の国家及び準国家(カリフォルニア州など)が2050年までに温室効果ガス排出を正味ゼロにすることを約束し、70か国が2020年までに気候行動計画の目標を高めること又は既にそのプロセスを開始したことを発表した。フランスはパリ協定に反する方針を持つ国とは貿易協定を結ばないこと、インドは再生可能エネルギー容量を2022年までに175GWに拡大すること、中国は温室効果ガス排出を年120億トン以上削減することを発表した。世界最大規模の資産保有者らは2050年までに炭素中立投資ポートフォリオに移行することを約束し、合計時価総額2.3兆ドル以上の大企業87社は温暖化を1.5℃に抑える目標に沿った排出削減と経営を約束した。石炭火力発電の段階的廃止やエネルギー効率化の取組、緑の気候基金を通じた途上国への資金援助も発表された。グテーレス国連事務総長は、各国政府や企業、市民にサミットで発表された取組への参加を求め、さらに意欲的な行動を促進していくことを約束した。【国連】

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