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環境ニュース[海外]

世界気象機関など、災害早期警報・早期行動のために資金投入が必要と報告

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2020.10.29 【情報源】国際機関/2020.10.13 発表

 世界気象機関(WMO)などは「気候サービスの現状」報告書2020年版をまとめ、発表した。気候サービスとは、さまざまなニーズへの気候情報の作成・提供をいう。迅速で正確な気候情報は、災害リスク削減の取組において欠くことができない。中でも多様化・複合化する災害に一元的に対処するマルチハザード早期警戒システム(MHEWS)の整備が重要である。しかし、現状では世界の3分の1の人々は早期警戒網で十分に守られておらず、システム整備のための能力と資金を欠く国が多い。報告書は、システムの普及・整備とデータ不足解消のための資金投入の拡大が必要だとしている。さらに、早期警報を早期行動へとつなぐことが重要として、従来型予報から影響・被害ベース予報へ転換する必要性を強調している。
世界気象機関

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