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Issued: 2018.06.28

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 2018年5月31日、中国環境白書(「2017年中国生態環境状況公報」)が発表された。今回から「生態環境状況公報」と名前を変え、新たに「生態」の2文字が加わった(これまでは「環境状況公報」)。第13次5ヵ年計画期間(2016-20年)に入ってから、5カ年計画をはじめとしてこれまでの「環境」から「生態環境」へと名を変えるものが相次ぎ、2018年3月に開催された全国人民代表大会(日本の国会に相当)では政府の機構改革が審議され、これまでの環境保護部(「部」は日本の「省」に相当)を再編拡充して4月に新たに生態環境部が誕生した。...

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発表日 | 2007.03.18  情報源 | 環境省  カテゴリ | 自然環境 >> 野生動植物
野生クマタカから、H5N1亜型の鳥インフルエンザウイルス検出
 熊本県相良村で衰弱死したクマタカ(メス成鳥)について、環境省が検査を進めた結果、このクマタカから、H5N1亜型(注1)の鳥インフルエンザウイルスが分離されたことが、平成19年3月18日にあきらかになった。
 このクマタカは、19年1月4日に衰弱した状態でみつかり、外傷がないにも関わらず、保護直後に衰弱死した。
 環境省九州地方環境事務所は当初、鉛中毒の疑いがあるとして、猛禽類鉛中毒調査を行っている同省釧路湿原野生生物保護センターに個体を送付し検査を進めたが、同保護センターで鉛中毒に関する検査と併せて、簡易キットによる鳥インフルエンザの病理検査を実施したところ、鉛中毒かどうかは不明だが、鳥インフルエンザウイルスは陽性であるとの結果が、19年2月10日までに得られた。
 このため環境省は、鳥取大学農学部付属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターに改めてウイルスの型と毒性等を調べる検査を依頼。同研究センターから19年3月18日に、「H5N1亜型の鳥インフルエンザウイルスが分離された」という報告が寄せられたもの。
 なお環境省はこの結果を受け、同研究センターに引き続き依頼し、ウイルスの毒性に関する病性鑑定、ウイルスの遺伝子分析による感染経路解明を進めるほか、このクマタカが発見された地域周辺でも、野鳥のウイルス保有状況調査を進める方針を固めた。
 クマタカは、日本のレッドデータブックのカテゴリー「EN(絶滅危惧1B類)」に位置付けられているほか、「種の保存法」に基づく「国内希少野生動植物種」にも指定されている。【環境省】

(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている
記事に含まれる環境用語 |
クマタカ
レッドデータブック
遺伝子
鉛中毒
釧路湿原野生生物保護センター
国内希少野生動植物種
種の保存法
人獣共通感染症
地方環境事務所
鳥インフルエンザ
猛禽類
プレスリリース |
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8171
関連情報 |
EIC ネット・コンテンツ
環境省が熊本県相良村周辺の野鳥調査実施へ 野生クマタカからの鳥インフルエンザ検出で  (EICネット 国内ニュース)
関連リンク
環境省 鳥インフルエンザに関する情報
国立感染症研究所 感染症情報センター 高病原性鳥インフルエンザ情報(世界の分布地図など)
公表済みのレッドリスト・レッドデータブック一覧(環境省生物多様性センターホームページ)
環境省 「種の保存法」解説

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