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環境ニュース[国内]

統合国際深海掘削計画(IODP) 研究航海を開始 ニュージーランド沖へ

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2009.10.26 【情報源】文部科学省/2009.10.23 発表

 文部科学省は、統合国際深海掘削計画(IODP)(注)の一環として、「ニュージーランド沖カンタベリー海盆における海水準変動の解明に関する調査」を実施するため、米国が提供するジョイデス・レゾリューション号の研究航海を11月4日から開始すると発表。
 「ニュージーランド沖カンタベリー海盆における海水準変動の解明に関する調査」は、ニュージーランド沖浅海域における約600万年前以降の海水準変動を高精度に明らかにすることが目的。
 陸域近くの海底下には石油・天然ガスをはじめメタンハイドレートなど多くの資源が存在しているため、地域的あるいは世界的海水準変動に伴い地震がどのように形成されるかということの理解が進むことは、活動的縁辺に存在する資源を有効かつ安全に利用するために重要。

(注)IODPは、日本が提供する地球深部探査船「ちきゅう」をはじめとする海洋科学掘削船を用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動の解明、地震発生メカニズムの解明及び地殻内生命の探求等を目的とした国際研究協力プロジェクト。2003年10月1日より日本と米国の主導によって開始され、現在、24か国が参加。

【文部科学省】

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