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環境ニュース[国内]

東芝、グループのランディス・ギアがブラジルでスマートグリッドシステムを受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.10.21 【情報源】企業/2014.10.15 発表

 東芝グループでスマートメーター(次世代電力量計)大手のランディス・ギア(L+G)=本社スイス=は、ブラジルでスマートグリッド(次世代送電網)システム一式を受注した。同国の電力会社、ミナスジェライス電力の子会社で配電事業を実施するライトと、南米最大規模の受注金額となる約330億円で契約した。
 ブラジル・リオデジャネイロ地域に設置するスマートメーター110万台と、データ通信用の無線ネットワーク機器、配電自動化無線機器、ソフト、機器設置管理、ネットワーク保守サービス、システム統合サービスを受注した。L+Gが機器、ソフトの納入から設置、運転、保守まで一貫して担当する。2014年から2018年にかけて順次、納入する。
 このスマートグリッドシステムによって電力ネットワークの監視や制御ができる。ライトはL+Gのスマートメーターを導入することで、2018年までに新しい高度な電力ネットワークを完成させる。L+Gがライトに提案したスマートグリッドシステムは、既に米国で運用されていて、実績が評価されて受注した。L+Gはブラジルに製造拠点を持つ。
 L+Gは家庭用のスマートメーター市場で、2013年の世界シェアがトップだった。これまでに30を超える国で3000万台以上を納入している。今回の受注を弾みに今後も積極的に事業を展開する。東芝は2011年にL+Gをグループ傘下に収め、L+Gはその後、配電系統管理のソフト会社などを買収し、配電系統ソリューションを総合的に提供している。【(株)東芝】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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