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環境ニュース[国内]

イオン、北海道旭川市に「イオンモール旭川駅前」開店、各種の環境設備を導入

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.02.26 【情報源】企業/2015.02.23 発表

 イオンは、北海道旭川市にショッピングモール「イオンモール旭川駅前」を3月27日に開店する。JR旭川駅に直結する複合ビルの低層階に出店する。省エネ空調システムやLED(発光ダイオード)照明器具など各種の環境設備を導入する。道路の融雪と凍結防止のためのロードヒーティングには天然ガスを採用した。電気自動車(EV)用充電器も設ける。
 イオンの他の店舗と同じように「人と環境に配慮したモール」を目指し、従来の建物と比べてエネルギー消費とCO2排出を抑制する。気温や季節に応じて空調熱源を効率的に運転する。暖房熱源に天然ガスの温水ボイラーを使って効率を高め、排ガスのばい煙対策を図る。冷房は1つの機能を複数台で構成する機器で滞在人数に合わせて柔軟に制御する。
 共用部、外部サインと核店舗になるスーパー「イオンモール旭川駅前店」の照明はLED100%にし、各専門店もほとんどがLEDを使用する。LED器具によって従来と比べて照明の消費電力が約40%削減できる。ロードヒーティングは屋外駐車場、敷地内道路、車道に設置し、融雪設備の大半の熱源燃料に暖房と同様の天然ガスを利用して環境負荷を低減する。
 EV用に2台の普通充電器を駐車場に設ける。節水型便器でトイレの洗浄水量を抑えると同時に、洗浄を手動にして必要以上の水を流さないようにする。トイレは自然光を積極的に取り入れて照明の消費電力を減らす。イオンモール旭川駅前は11階建てビルの1〜4階で約4万7200m2の延べ床面積がある。イオンモール旭川駅前のほか約130店の専門店が入る。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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