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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、大分市に開発した太陽光発電所が送電開始、遊休地活用9カ所目

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.03.27 【情報源】企業/2015.03.25 発表

 JX日鉱日石エネルギーが大分市に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「大分メガソーラー発電所」が3月24日に送電を始めた。全国各地の自社グループの遊休地を活用して進める大規模太陽光発電事業の9カ所目だ。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、全量を九州電力に売電する。
 大分メガソーラー発電所は、JX日鉱日石金属と三井金属鉱業が出資する銅事業会社、パンパシフィック・カッパーの社宅跡地に造った。同社から20年間、土地を賃借して発電事業を実施する。1万4000m2の面積に発電出力0.9MW(約900kW)のパネルを設置した。一般家庭180軒分の年間使用電力量に相当する発電電力量を見込んでいる。
 JXエネルギーは、2012年7月の固定価格買い取り制度導入後、遊休地にメガソーラーを設けて太陽光発電事業を推進している。さまざまなエネルギーを提供する「総合エネルギー企業」を目指す施策の一環で取り組む。これまでに送電開始したのは大分メガソーラー発電所を含む9カ所で、発電出力は合わせて16.2MW(1万6200kW)にのぼる。
 さらに現在、5カ所で建設している。JXエネルギーのメガソーラーで最大出力になる沖縄県うるま市の「うるまメガソーラー発電所」(12MW=1万2000kW)が3月、秋田県男鹿市の「男鹿メガソーラー発電所」(2.4MW=2400kW)が11月に送電を始める。その後、埼玉県朝霞市、広島市南区、茨城県日立市の発電所が2016年3月に開始する。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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