一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

APPグループ、原料供給会社のインドネシアの植林地約30万haが森林認証を取得

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2015.06.12 【情報源】企業/2015.06.08 発表

 インドネシアと中国の紙パルプ製造企業グループ、アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)グループの原料供給会社が運営する植林地約30万haが、インドネシア森林認証協力機構(IFCC)のPEFC森林認証を取得した。これによってAPPグループは、PEFC認証製品を幅広く提供できるようになった。
 認証を取得したのは30万6400haの植林地で、インドネシア・リアウ州にある原料供給会社2社が運営している。加えて100万haを超える植林地が認証の最終段階にあり、間もなく取得する見通しという。2020年までにAPPグループの全パルプ材供給会社が持続可能な森林管理認証を取得するという目標を前倒しして達成する。
 PEFC認証は世界最大の森林認証制度。運営するPEFC評議会は、持続可能な森林管理の促進を目的に1999年に設立された。スイス・ジュネーブに本部を置く。149カ国の政府が支持して策定された持続可能な森林管理のための政府間基準を基に、各国の森林認証制度の相互承認を推進する。39カ国の認証制度が参加して2億6000万haを認証した。
 IFCCは2014年10月にPEFCの正式な承認を受けた。PEFC認証を取得した木材や紙製品の購入者は、持続可能な森林管理を支援する保証が受けられる。APPのパルプ材供給会社はインドネシア国内の各種基準の認証も取得している。【エイピーピー・ジャパン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク