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環境ニュース[国内]

東京都江東区 マイクロ水力発電を開始東京23区で初

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.06.22 【情報源】地方自治体/2015.04.28 発表

 東京都江東区は、東京23区で初となるマイクロ水力発電を開始した。発電機を設置したのは横十間川親水公園の水門橋下。新たな再生可能エネルギーのシンボルとして、2020年の東京オリンピックに向けてエコな街をアピールする。
 江東区は都内でも屈指の水資源を誇る水彩都市。その特徴を象徴する資源を有効活用する施設として、同区の職員からマイクロ水力発電のアイデアが提案され実現に至った。
 水門橋は横十間川と小名木川が交差する地点に位置し、水位低下管理により橋の南北で両河川に高低差が生じ、その落差を利用して発電する。ダムを必要とした従来の水力発電も、現在は技術開発によって小さな勾配で水の流れを利用した都心部での発電を可能にした。
 同施設の発電出力は約1.1kW。発電した電力は、当面は試験的な運用として橋のライトアップや併設の表示モニターの稼働に使われる。表示モニターでは、現在の発電量と総発電電力量の表示のほか、環境学習情報や周辺の案内情報を提供している。環境清掃部温暖化対策課 TEL:03-3647-6124【東京都江東区】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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