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環境ニュース[国内]

エコスタイル、太陽光ファンドで新たに第7号募集開始、3カ所の低圧ミックス型

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.07.01 【情報源】企業/2016.06.27 発表

 再生可能エネルギー設備の販売・施工や再生可能エネルギー発電事業を手掛けるエコスタイルは、太陽光発電事業を対象にしたファンド「エコの輪太陽光ファンド」で、新たに第7号の募集を6月24日に始めた。太陽光発電所3カ所の低圧ミックス型となる。期間は5年で、少額の資金でも投資できるように1口10万円とした。計3800万円を集める。

 エコの輪太陽光ファンド第7号は栃木県大田原市、山口県宇部市、広島県廿日市市の3つの太陽光発電所での事業だ。それぞれ54.9kW、31.2kW、69.04kWの発電容量がある。異なる地域の太陽光発電所を組み合わせることによって日照時間・日射量の変動や機器故障などのリスクを軽減する。7月22日まで募集し、10月1日に事業を始める。

 発電所3カ所の発電容量は計約155.14kWの規模となり、5年間で約75万8000kWhの発電電力量を見込む。5年間の売電額から費用を差し引き、事業終了時の太陽光発電システム一式の売却額を加えた最終的な事業利益として、950万8000円を計画している。これに基づいて算出した現金分配額は、100万円の出資に対して125万219円を予定する。

 エコの輪太陽光ファンドは、太陽光発電事業への投資が少額からできる。エコスタイルが紹介している1000件以上の案件から選んで組成する。太陽光発電は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、買い取り価格が2016年度に1kWhあたり24円に下がったものの、設備や施工費用の抑制でまだ高利回りが確保できるとしている。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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