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環境ニュース[国内]

積水ハウス、2016年度の新築一戸建て住宅のZEH比率で目標を上回る74%を達成

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.05.18 【情報源】企業/2017.05.15 発表

 積水ハウスは、2016年度の新築一戸建て住宅のネット・ゼロ・エネルギーハウス「ZEH」比率で目標の71%を上回る74%を達成した。2013年に販売を始めた自社のZEH「グリーンファーストゼロ」の累積販売数は、2017年3月末で2万8195棟になった。日本で最も多いという。2020年の目標に掲げる80%の早期達成に向け、取り組みを加速させる。

 ZEHは、断熱性や省エネ性能を上げるとともに太陽光発電システムなどでエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)収支をプラスマイナスでゼロにする住宅を指す。政府は「2020年までにZEHを標準的な新築住宅にする」方針を掲げる。積水ハウスはこれを受け、グリーンファーストゼロを展開している。

 グリーンファーストゼロは、CO2排出量を1990年比で50%削減する住宅として、2009年に販売開始した「グリーンファースト」に続いて投入した。ZEH比率は北海道を除いて、2013年度に既に49%となり、その後2014年度に62%、2015年度に71%と順調に比率を高め、2016年度には74%に到達した。棟数は各年6103棟、6638棟、7512棟、7942棟だった。

 95の支店(賃貸住宅支店を除く)のうち27支店でZEH比率80%を超え、6支店は90%を達成した。積水ハウスは庭を楽しむ暮らしを考慮し、窓を小さくして断熱性能を高めるのではなく、高性能・高断熱窓を採用したり、屋根の形状に左右されない瓦型の太陽電池燃料電池を組み合わせたりすることなどで、ZEHにできない条件を減らしている。

【積水ハウス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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