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環境ニュース[国内]

気象庁、世界の主要温室効果ガス濃度 観測史上最高を更新

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2018.12.13 【情報源】気象庁/2018.11.22 発表

 気象庁は、世界気象機関(WMO)がまとめた「温室効果ガス年報第14号」にて、主要な温室効果ガス二酸化炭素メタン一酸化二窒素)の濃度は引き続き増加を続けており、2017年の世界平均濃度はいずれも観測史上最高を更新したと発表した。

 この年報は、世界中の温室効果ガス観測データの収集、解析を実施しているWMO運営の「温室効果ガス世界資料センター」が解析した、2017年までの温室効果ガスの世界平均濃度に関する結果に基づき公表。

 主な内容は以下の通り。
 (1)温室効果ガス世界資料センターによる、大気中の温室効果ガス濃度の経年変化等の解析結果
 (2)強力な温室効果ガスであるとともに、オゾン層破壊物質として規制対象となっているCFC-11(フロン11)の大気中濃度の減少速度が鈍っている

 また、この年報は、12月2日〜12月14日にポーランド・カトヴィツェで開催される気候変動に関する国際連合枠組条約第24回締約国会議(COP24)で配付され、国際的な気候変動対策の基礎資料として用いられる予定。

【気象庁】

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